早朝の新築工事現場から一束の電線（約95メートル）を盗んだとして、29日、富山市に住む無職、前﨑泰吏容疑者（24）が窃盗の疑いで逮捕されました。警察は転売目的だったとみて調べています。 富山西警察署によりますと、前﨑容疑者は29日午前6時50分頃、富山市内の新築工事現場から電線95メートル（時価7万3,815円相当）を盗んだ疑いがもたれています。 被害に遭った工事現場の関係者から相談を受け、富山西警察署が捜査した結果、前﨑容疑者の犯行である見方が強まり、その日のうちに逮捕しました。 前﨑容疑者は調べに対し「新築工事現場から電線を一束盗んだことに間違いない」と容疑を認めているということです。 警察によりますと、容疑者が盗んだとみられる電線は長さ95メートル、重さ約30キロで、すでに転売先から押収したということです。富山西警察署が詳しい経緯について引き続き調べています。