【速報】被害の食品製造会社「多大なる心配と迷惑を」 食品に金属のボルト混入で61歳パートの男を逮捕 長崎・大村市

長崎県大村市の食品製造会社に勤務するパート従業員の男が、製造中の食品に異物を混入させたとして30日、器物損壊などの容疑で逮捕されました。 異物混入を受けて、被害を受けた食品製造会社はNBCの取材に対し以下のように答えています。 Q、異物が混入した「食品」は何でしょうか? 現在捜査中のためお答えすることができません Q、異物混入した食品は出回っていない、とのことですが間違いないでしょうか? 市場にはでまわっておりません。 Q、逮捕された男との間で、トラブルなどはあった? 現在捜査中の事案であり、個人情報保護の観点からもお答えすることができません。 Q、動機については? 現在捜査中の事案でありお答えすることはできません。 Q、今回の事案の受け止めは? この度は、弊社従業員による不適切な行為により、お客様ならびに関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたこと、心より深くお詫び申し上げます。 企業としての責任を真摯に受け止め、再発防止と信頼回復に向けて全社を挙げて取り組んでまいります。 ■61歳のパート従業員 逮捕されたのは長崎県大村市に住む61歳のパート従業員の男です。 警察によりますと、男はことし7月30日午後7時半頃と8月1日午後7時頃、勤務していた大村市内の食品製造会社で、製造中の食品にボルトやナットの異物を混入させて商品を損壊するとともに、出荷作業などの業務を妨害した疑いが持たれています。 会社では出荷前の金属検査で混入に気づき、8月2日に警察に通報しました。異物が混入した製品は出荷されていないということです。 警察では、事情聴取や現場確認などの捜査の結果、男の犯行が明らかになったとして、30日午前、大村市の路上にいた男を器物損壊・偽計業務妨害の容疑で逮捕しました。 調べに対し、男は「やったことは間違いない」と容疑を認めているということです。 男はことし7月9日からこの会社に勤務し8月19日に自主退職しており、勤務中は製造ラインや食品のチェックを担当していたということです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする