【JPドラゴン】フィリピンの拠点から20万人分の個人情報を押収 詐欺被害者の名前も 男6人を再逮捕 福岡県警

9月に逮捕された「JPドラゴン」のメンバーとみられる男6人が、別のニセ電話詐欺に関与した疑いで福岡県警に再逮捕されました。フィリピンの拠点からは、およそ20万人分の個人情報が押収されたということです。 窃盗の疑いで再逮捕されたのは、三本竹朗容疑者(28)ら20代から40代の男6人です。 警察によりますと、6人はことし5月、別の人物らと共謀し、警察官をかたって京都府の82歳の女性からキャッシュカードを盗んだ上、それを使ってATMから現金150万円を引き出し盗んだ疑いが持たれています。 6人は同様の手口で、埼玉県の男性からキャッシュカードを盗んだとして9月、逮捕されていました。 警察によりますと、6人はいずれもフィリピンを拠点にした犯罪集団「JPドラゴン」のメンバーとみられ、拠点からは住所や氏名、電話番号などおよそ20万人分の個人情報が書かれた紙が見つかっています。この中には、少なくとも160人の詐欺被害者の名前が含まれていたということです。 警察は「JPドラゴン」がおよそ250人から少なくとも9億円をだまし取ったとみて調べを進めています。

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