携帯電話の契約で名義を借りた知人が、勝手に解約したことを逆恨みして現金を脅し取ったとして、60代の男が逮捕されました。 恐喝の疑いで逮捕されたのは、熊本市中央区出水の自称・建築業、髙田康司容疑者(62)です。 髙田容疑者は今年7月、自分が使う携帯電話を勝手に解約したとして、熊本県菊池市に住む知人男性(63)に対し、「解約されて200万円の損失が出た」「殺しちまうぞ」などと言って、現金5万円を脅し取った疑いが持たれています。 警察によりますと、髙田容疑者は、支払い能力が低いことから自分で携帯電話の契約ができなかったため、頼んだ知人が契約した携帯を使っていました。 しかし、髙田容疑者が携帯代を支払わなくなったため、知人が解約したということです。 警察の調べに髙田容疑者は「現金を脅し取ったのは間違いありません」と容疑を認めているということです。 ちなみに、携帯電話の名義を他人に貸すことも「携帯電話不正利用防止法」で禁止されています。