大阪・大東市の「中国朝市」 物産店経営の女と従業員を逮捕 就労許可のない中国人らを働かせた疑い

不法残留していた中国籍の元技能実習生らを違法に働かせたとして、大阪府大東市の中国物産店経営の女と従業員の男が逮捕されました。 毎週日曜の早朝に「中国朝市」が開かれ、本格的な中華食材がそろうことで人気でしたが、近年は違法な路上駐車などが問題となっていました。 出入国管理法違反(不法就労助長)の疑いで逮捕されたのは、大東市の中国物産店「華龍食品」経営者・上條亜希子容疑者(59)と、親族で従業員の上條裕基容疑者(33)です。 2人は2023年3月から今年9月上旬、在留期間を過ぎて国内に滞在し、就労資格がない元技能実習生の中国人らを雇い入れ、違法に働かせた疑いが持たれています。警察は2人の認否について明らかにしていません。 「華龍食品」をめぐっては、日曜早朝に周辺で「中国朝市」が催され、大勢の人を集めていましたが、近年は人気にあやかって別の露店が無許可営業したり、客の違法駐車が問題になっていました。

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