現役の教師の男らが、児童を盗撮した画像をSNSのグループで共有していたとされる事件で、新たに東京都内の小学校教師の男が逮捕されました。 児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕された澤田大樹容疑者(34)。性的好奇心を満たす目的で、自宅で児童ポルノのデータ3点を所持した疑いが持たれています。逮捕容疑は“所持”ですが、「盗撮行為もしていた」と供述していて、警察が余罪を調べています。 澤田大樹容疑者の供述 「データはSNSで入手した。2022年に教師になり、子どもと接するようになってから児童ポルノを集めるようになった」 逮捕前日まで通常通り出勤していた澤田容疑者。クラスの担任だったといいます。 澤田容疑者が勤務していた学校では1日、緊急の保護者会が開かれました。 保護者会に出席した人 「児童の質問や悩みにも、真摯に寄り添う先生だったと聞いていて。まさか、自分の子どもが、そういった立場になるとは考えてもいなかった。怒りですね。一回、こういうことがあると、ほかの先生のことも信じられなくなってしまう」 教師グループによる一連の盗撮事件。 名古屋市内の小学校教師をきっかけに、神奈川県、北海道と広がりをみせ、6人目が都内の教師、澤田容疑者でした。 警察は、このグループが10人前後の小中学校の教師とみていて、どの教師をグループに参加させるか“管理人”のような役割をつとめていたのが、名古屋市内の小学校教師・森山勇二被告(42)でした。 女子児童が着替えている姿や、校内で撮影されたとみられる動画や画像、約70点をグループ内で共有していたとみられます。