教員らのグループが女児の盗撮画像をSNSで共有していたとされる事件で、児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕された東京都豊島区立小学校の教諭の男(34)=埼玉県朝霞市=が「自分でも盗撮を行っていた」「教員になってから児童ポルノを集めるようになった」と供述していることが愛知県警への取材でわかった。グループのメンバーとされる教員の摘発は6人目。 県警によると、逮捕容疑は、9月30日、自宅で児童ポルノの動画1点と画像2点を所持したというもの。画像は、同法が施行された1999年より前に製造・発売された、裸の児童を撮影した写真集のデータだった。 盗撮画像を共有する教員グループのやり取りからメンバーの一員と判明。今回のデータがグループ経由かは不明だが「SNSで入手した」と容疑を認めている。 「2022年に教員になり、子どもに接するようになってから児童ポルノを集めるようになった」とも供述しているという。 グループには10人近くが参加していたとされ、男のほか、名古屋市や横浜市、神奈川県葉山町、北海道千歳市の小中学校の教員5人が逮捕されている。(鎌形祐花、野口駿) ◇ 被害者側への配慮から、デジタル版では容疑者名を匿名としました。