詐欺の疑いで再逮捕されたのは稲葉寛容疑者(57)と、兄の一夫容疑者(68)ら3人です。 警察によりますと3人は3年前、一夫容疑者が飛騨市神岡町山田に所有する古民家に火をつけて全焼させたにもかかわらず、保険金に相当する共済金など約7300万円をだまし取った疑いがもたれています。警察は3人の認否を明らかにしていません。 古民家は、一夫容疑者が火事の3カ月ほど前に約200万円で購入したばかりで、共済は一夫容疑者名義で契約し見舞金を含めて共済金を受け取っていたということです。 捜査関係者によりますと寛容疑者が事件の主犯格とみて、調べを進めているということです。