埼玉県戸田市議を買収容疑で逮捕 2人に報酬3万5千円支払った疑い

埼玉県戸田市議選(1月26日投開票)で、自身の選挙運動をした知人に報酬として現金を支払ったとして、県警は20日、同市議の渡辺塁容疑者(46)=同市新曽=を公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕し、発表した。渡辺容疑者は「弁護士と話をするまでは話せません」などと話しているという。 捜査2課によると、渡辺容疑者は1月30日午後5時半ごろ、JR埼京線戸田駅西口駅前の交通広場で、知人2人に現金計3万5千円を手渡した疑いがある。2人は選挙期間中、渡辺容疑者のビラを配ったり、投票を呼びかけたりしたという。公選法は、事前に選挙管理委員会に届け出をした車上運動員などを除き報酬の支払いを禁じている。 渡辺容疑者は1月の市議選(定数25)で11位となる1392票を獲得し、初当選していた。(黒田壮吉)

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