知人男性から2億2160万円を脅し取ったとして、広島県警広島中央署と組織犯罪対策2課は1日、広島市安佐南区の会社役員の男(31)と、南区の会社員の男(40)の両容疑者を恐喝の疑いで逮捕した。 逮捕容疑は2人は共謀し、2月中旬から4月下旬までの間、市内か周辺で30代男性に「金主が怒っている。元金の倍返せと言っている」「金を用意できなかったら薬物の密売をするか臓器を売るしかない」「指を1本ずつ落とすことになるかもしれない」などと脅迫。2月21日から4月25日までに計8回、男性に市内か周辺で現金を手渡しさせるか、指定口座に振り込ませるかの方法で計2億2160万円を脅し取った疑い。同署は認否を明らかにしていない。 同署によると、3人は知人同士で、金の貸し借りを巡りトラブルがあったとみている。男性が被害を届け出て発覚した。