「闇バイト」か 盗品カメラ売却した疑い、男逮捕 買い取り店に計7点、時価計約289万円 防犯カメラに別の男も

盗品と知りながらカメラなどを売却したとして、神奈川県警捜査3課と大和署などは9月30日、盗品等処分あっせんの疑いで、東京都新宿区、無職の男(31)を逮捕した。 逮捕容疑は、4月24日、東京都中央区の中古品買い取り店で、盗品のカメラなど計7点(時価計約289万円相当)を計195万円で売却した、としている。 同課によると、男は「売ったことは間違いないが、盗品とは知らなかった」と供述、容疑を否認している。 県警によると、同店の防犯カメラに、男と、県警が7月に窃盗などで逮捕した相模原市南区新戸、無職の男の被告(33)=常習累犯窃盗罪で起訴=が一緒に来店する様子が写っていたことなどから発覚した。 7点は同被告が横浜市都筑区の男性会社員(59)宅から盗んだものの一部とみられる。同被告は昨年10月から今年7月31日までの間に、空き巣を少なくとも30件繰り返し、窃盗の被害額は4300万円以上に上るとみられる。 また県警が押収した同被告のスマートフォンから「担保転売グループ」というチャットのスクリーンショットが見つかり、そこに男の免許証や顔写真が写っていたという。県警は、男が「闇バイト」だった可能性もあるとみて調べている。

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