被害女性は「明るい」「上手に人と接する子」 33歳女性の遺体を遺棄した疑い 岐阜の “内縁夫婦”を逮捕 警察マークの中で“第2の事件”も

きょう、死体遺棄の疑いで逮捕された、内縁関係にある男女2人。女性の遺体を山中に遺棄した疑いですが、事件は思わぬ形で発覚しました。 (柳瀬晴貴記者) 「人目に付かないこの山の中で、白骨化した遺体の一部が見つかりました」 ことし1月、岐阜県揖斐川町の山中で人の頭蓋骨が発見されたのです。 「『おじさんあかん!人の頭があるであかん!』と。ウソやろ、そんなわけない!(と叫んだ)」 発見したのは、鹿の駆除を行っていた猟友会の男性。先月、CBCの取材に当時の様子を語りました。 (第一発見者 猟友会の男性) 「たまたま手負いになった鹿が、滑り落ちて雪をどかすと、頭蓋骨があった。鹿が教えてくれたかもわからん」 男性は、仲間の猟師と共に山中で鹿を見つけて発砲。撃たれた鹿が、雪の積もった山の斜面を滑り落ちるとその下から頭蓋骨が現れたといいます。 ■去年12月から行方不明だった33歳女性 (第一発見者 猟友会の男性) 「鹿がいなければ、おそらく今でもわからなかった」 Q.未解決のままだったかもしれない? 「100%見つからん。35歳くらいから(40年以上)猟をやっているが、こんなところ来たことがない」 警察の捜査で周辺から髪の毛や足の骨なども見つかり、遺体は、去年12月に行方不明届が提出された、岐阜県可児市の野村花織さん(当時33歳)と確認されました。 (第一発見者 猟友会の男性) 「かわいそうやった。冷たかったやろうな、寒かったと思う」 ■警察にマークされる中…“第2の事件”が そして、きょう、警察は花織さんの遺体を揖斐川町の山中に遺棄した疑いで、花織さんの知人だった、岐阜市の立花浩二被告55歳と内縁の妻・神原美希被告35歳の2人を逮捕したのです。 実は、岐阜県警はことし3月の時点で、立花被告らが花織さんの遺棄事件に関与した疑いを強め、自宅周辺に監視カメラを複数台設置するなど、2人の行動をマークしていました。 しかし、こうした中、2人による全く別の事件が起きたのです。

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