狙いは“共済金7300万円”か 放火に加えて詐欺の疑い 岐阜・飛騨市

■放火に加えて詐欺の疑いも 狙いは共済金か 2022年、岐阜県飛騨市の住宅が全焼。3年後の先月、放火の疑いで逮捕されたのは住宅の家主・稲葉一夫容疑者(68)らでした。 狙いとみられるのが火災共済金など約7300万円です。 今月1日、一夫容疑者らは詐欺容疑で再逮捕されました。 “偽装工作”だったのでしょうか、全焼した住宅は一夫容疑者が火事の3カ月前に購入。リフォームを進めていました。 リフォーム工事を行っていた溝口建築 代表取締役 溝口祐次さん 「25万5000円の工事。10万円くらいの手付金を事前にもらっていた。着工前は、すごく気前のいい人だなという思いがあった」 実は詐欺容疑で再逮捕されたのは一夫容疑者だけではありませんでした。一夫容疑者とともに一夫容疑者の弟と元保険調査員の男が放火事件と詐欺事件で逮捕されているのです。 弟と元保険調査員の2人は今回の事件とは別に、過去に起きた岡山県と青森県の放火事件を巡って別の人物とともに立件されているのです。 警察は2人が保険金を目的にメンバーを変えながら犯行を繰り返した可能性があるとみて捜査しています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする