千葉・市川市と白井市の強盗傷害事件 実行役の男初公判 起訴内容を認める 千葉地裁

去年、関東で相次いだ「闇バイト」による一連の強盗事件のうち、千葉県の2軒の住宅に押し入り、現金を奪ったなどとして強盗傷害などの罪に問われている男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。 横浜市の高梨謙吾被告(22)は、去年10月、白井市の住宅に押し入り、住人の女性2人に暴行を加えてけがをさせたうえ、現金を奪ったとして強盗傷害などの罪に問われています。 また、その翌日には、市川市の住宅に押し入り、住人の女性に暴行を加えてけがをさせ、現金を奪ったうえ、女性を車で連れ去った強盗傷害、逮捕監禁などの罪に問われています。 きょう、千葉地裁で開かれた初公判で高梨被告は起訴内容を認めました。 検察側は冒頭陳述で「犯行の態様は悪質で、被害者全員に苛烈な暴行を加え、その結果は重大である」としたうえで、「被告人が犯行を思いとどまる機会はいくらでもあった」と指摘しました。 一方、弁護側は「高梨被告は700万円を超える借金があり、SNSで『簡単・即金・ホワイト案件』という投稿にメッセージを送った」「犯行当日に強盗に入ることを知った」と主張しました。

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