10月1日、大阪府東大阪市の住宅で女性を刺して殺害したと自首し、逮捕された男が、過去に女性への暴行などで警察から注意を受けていたことが分かりました。 殺人の疑いで逮捕された東大阪市の自営業・永久寛史容疑者(51)は10月1日、自宅の3階の一室で佐藤ありささん(33)の腹や腕などを刃物で複数回突き刺すなどして殺害した疑いが持たれています。 警察によりますと2人は以前、交際し同居していたとみられ、佐藤さんは今年9月までの3年間で5回、「容疑者から胸ぐらをつかまれた」など暴行を訴える相談や口論になったとする通報をしていました。 一方で2日、永久容疑者の元妻が取材に応じました。 (永久容疑者の元妻)「暴力とかDVとかが酷かったので、子どもたちも怖がっていた。会うことに怖がっていたので、『何されるかわからへん』って言って。正直わたしも子どもも恨みつらみしかなくて、次何やられるんやろう、次何やられるんやろうとずっと追いつめられていた」 警察によると、5日前には元交際相手の佐藤さんが永久容疑者の自宅に荷物を取りに行った際に口論となり、警察が駆け付けてトラブル対応に当たったということです。 警察は佐藤さんが再び家を訪れた経緯についても調べています。