「いつも楽しく笑いながら一緒に」事故現場には友人の死を悼む児童らの姿 横断歩道上の小学生がはねられ死亡した多重事故 発端となった車の運転手を逮捕=静岡・伊東市

10月5日午後、静岡県伊東市で横断歩道を渡っていた小学生が死亡した多重事故で、警察は6日、軽ワゴン車を運転していた58歳の男を逮捕しました。逮捕された男は警察の調べに対し容疑を認めているということです。 6日午後、事故のあった現場では、亡くなった小学生の友人が花束を備えていました。 <死亡した男児の友人> 「何か、悲しいなあって感じ。(陸上教室で)一緒に練習したりした」 <死亡した男児の友人> 「いつも楽しく、笑いながら一緒に練習とか、一緒に競争とか、いろんなことをしてくれて…」 5日午後2時半ごろ、伊東市の国道で、58歳の男が運転する軽ワゴン車が横断歩道の手前で停止していた軽ワゴン車に追突。このはずみで追突された77歳の男性が運転する軽ワゴン車が押し出され、自転車に乗って横断歩道を渡っていた8歳の男子児童をはねました。児童は胸を強く打ち、運ばれた病院で死亡が確認されました。 児童は信号機のない横断歩道を家族と一緒に渡っていて、追突された軽ワゴン車は川口さんが渡るのを待つために停車していたということです。 警察は6日、過失運転致死傷の疑いで伊東市岡の配送業の男(58)を逮捕。調べに対し男は容疑を認めているということです。警察が、事故の原因を詳しく調べています。

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