34回にわたり弁当を配達させ、支払いをしなかったとして、相模原署は7日、詐欺の疑いで、相模原市中央区上溝、無職の男(60)を逮捕した。 逮捕容疑は、4月28日から6月12日までの間、同区内の弁当販売店に電話などで「会社をやっているから毎日弁当を配達してもらいたい」などとうそを言い、34回にわたり弁当類564点を配達させ、26万円分をだまし取った、としている。 署によると、男は「最初は払うつもりだった」と供述し、容疑を否認している。 男は昼食時に1回当たり10点以上の弁当類を注文。当初、月末にまとめて代金を支払うと約束していたという。店主が署に相談して発覚。署によると同様の手口による被害が近隣で確認されており、関連を調べる。