知人の暴力団関係者に回転式拳銃などを売ったとして、警視庁薬物銃器対策課は14日までに、銃刀法違反容疑などで、元暴力団組員の僧侶、開発喜成容疑者(49)=福島県郡山市大槻町=を逮捕した。 否認しているという。 逮捕容疑は1月15日午後7時ごろ、茨城県笠間市の高速道路のサービスエリアやその周辺で、知人の暴力団関係者の男(42)に回転式拳銃と実弾4発などを数十万円で譲り渡した疑い。拳銃は密造されたものとみられるという。 同課によると、拳銃を譲り受けた男は2月に別の事件で現行犯逮捕された。その後、関係先から拳銃などが押収され、入手経路の捜査で開発容疑者の関与が浮上したという。