日本サッカー協会(JFA)幹部の逮捕は、海外にも衝撃を与えている JFAは10月7日、影山雅永技術委員長の契約解除を発表した。同日の会見で、湯川和之専務理事が次のように経緯を説明した。 「本日開催の理事会において、技術委員長職の解除を決議しましたのでご報告いたします。すでにフランスで報道されていますが、(影山氏は)フランスのパリ行きの機内で児童ポルノを閲覧し、パリの空港で拘束され有罪判決を受けたことによるものです」 JFAによると、影山技術委員長は当初、U-20ワールドカップ視察のためにパリ経由で大会開催地のチリに移動する予定だったが、10月3日のパリからのチリへ向かう便に搭乗していないことが判明。JFAはその後、本人と連絡が取れず、日本時間10月5日に「関係各所を通して拘束されていることを把握した」という。 韓国メディア『Xports News』は、日本の報道を引用し、このニュースを掲載。「日本サッカー界で衝撃の事件が起きた。日本サッカー協会の技術委員長、影山雅永氏が児童ポルノ閲覧の罪で有罪判決を受けたのだ」と伝えた。 また、韓国国内でも小さくない話題となった影山氏の過去の発言を取り上げ、「4月にサウジアラビアで開催されたU-17アジアカップで韓国がインドネシアに敗れた後、『ライバルである韓国の不振を反面教師にすべきだ』と発言した人物だ」と報じている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部