他人の土地に許可なく残土を搬入したなどとして、千葉県木更津市の会社役員の男が逮捕されました。 不動産侵奪の疑いで逮捕されたのは、木更津市の土木会社「柊建」代表取締役の伊良波翔太容疑者(28)です。 千葉県警によりますと、伊良波容疑者はおととし10月から11月にかけて、袖ケ浦市所有の土地のほか、個人5人が所有する袖ヶ浦市内のテニスコート約5面分に当たる土地に勝手に残土などを搬入して、土地を侵奪した疑いが持たれています。 調べに対し伊良波容疑者は「他人の土地を侵害したとは思っていない」と容疑を否認しています。 おととし12月20日に土地の所有者の1人から「ダンプ数台が土を捨てている」との110番通報を受け、ダンプカーの運転手への聞き取り捜査などから事件が発覚しました。 袖ケ浦市は伊良波容疑者にこれまで行政指導を行ってきましたが従わなかったということです。県警は余罪を調べています。