解体工事の現場から盗まれた金属廃棄物を、盗品と知りながら買い取った疑いで逮捕された中国籍の経営者ら2人について、福井地検は8日付で不起訴処分としました。 不起訴処分となったのは、坂井市の金属買取会社の経営者で、中国籍の女性と同じく従業員の男性です。 2人は2024年11月、富山県内の旅館の解体工事現場から盗まれた真ちゅうを、盗品と知りながら買い取った疑いで逮捕されていました。 警察では、2人が100回以上にわたって、ベトナム人窃盗グループから、金属廃棄物およそ20トン2370万円相当を買い取っていたとみて調べを進めていました。 福井地検はこの2人を不起訴処分としました。不起訴の理由は明らかにしていません。