都教育委員会は8日、区部の小学校の男性主幹教諭(52)が不同意わいせつの疑いで逮捕・起訴され、懲役3年6月の実刑判決を受けたと発表した。主幹教諭は判決が確定した2024年11月8日付の失職。 都教委によると、主幹教諭は同1~2月、教室で女子児童4人に自身の唇をなめさせるなどした。保護者が板橋署に相談し発覚した。 また、多摩地域の小学校の男性主幹教諭(46)は同1月、都内の駐車場に止めた車の中で、勤務先の小学校を卒業した女子生徒の胸を触るなどし、不同意わいせつの疑いで逮捕・起訴され、懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受け失職した。 さらに、のぞき目的で女性宅に侵入した江戸川区立小の男性教諭(27)と、女子生徒の陰部などを触った多摩地域の中学校の男性教諭(35)も今年6月に失職。地方公務員法は、拘禁以上の刑を受けるなどした場合、失職すると規定している。 薬局で化粧品など21点(計3万6569円相当)を盗むなどした八王子市立小の主任教諭(60)は懲戒免職処分とした。【遠藤龍】