警察官が犯人を取り抑える技術を競う逮捕術大会が8日、金沢市の県警察学校で開かれました。 逮捕術は相手に与える打撃を最小限にとどめ安全かつ効果的に取り抑えることを目的とした武術で、柔道や剣道、空手などの要素が取り入れられています。 県警では逮捕術の向上を目的に毎年大会を開いていますが、去年は能登半島地震の影響で中止となりました。 大会には県警本部と県内12の警察署からおよそ130人が参加しました。 参加者らは短刀対警棒素手対素手素手対警棒などさまざまな場面を想定し日頃鍛えた逮捕術の技術を競い合いました。 県警では今後も逮捕術の訓練を重ね、県民を守れる「力強い警察」の実現を目指すとしています。