後志の喜茂別町役場の町長室付近に火を放とうとしたとして、86歳の男が逮捕されました。 男は過去に包丁を持って町長室に侵入するなどトラブルがあったということです。 現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕された重田勇容疑者はきのう(2025年10月8日)午後1時20分ごろ、喜茂別町役場の町長室付近の応接室前で、火を放とうとした疑いが持たれています。 役場職員から「火炎瓶が投げ込まれた」と消防に通報がありましたが、すぐに消火されけが人はいませんでした。 町によりますと、重田容疑者は喜茂別町の元町民で、国道の拡幅工事をきっかけとする用地の補償をめぐって町とトラブルを抱えていたということです。 また、過去には包丁を持って町長室に侵入するなどしていました。 重田容疑者は今回の事件について容疑を認めていて、警察が詳しい経緯を調べています。