広末涼子の事務所がTBSに抗議 「オールスター後夜祭」のクイズ設問めぐり「笑いの題材として扱うことは極めて不適切」

TBSで4日に放送された「オールスター後夜祭’25秋」の番組内容に「不適切な内容」があったとして、女優の広末涼子(45)の所属事務所「R.H」が抗議と名誉回復措置を求める内容証明を6日付で同局に送付したことを公式サイトで9日までに発表した。 同事務所は「TBS番組における不適切な放送について」とのタイトルでコメントを公表。4日に放送された番組内のクイズコーナーで、「時速165キロを出したことがないのは?」という設問があり、「出演者による『広末さんは事故を起こした際、時速165キロを出していたと報じられています』との発言が放送されました」と指摘した。 この件について、広末側は「この発言のもととなる情報は公的機関からの発表によるものではなく、また、当該事故については現在も警察による捜査が継続中です。そのような状況下で、本人が関わる事件を笑いの題材として扱うことは、報道・放送に携わる者として極めて不適切であり、本人および関係者の名誉を著しく毀損(きそん)する行為だと考えております」と批判。その上で、TBSに対して抗議と名誉回復措置を求めるとともに、「今後同様の行為を繰り返さないように求めております」と報告した。 今年4月7日、広末が運転する乗用車が静岡県の新東名高速道路で大型トレーラーに追突。通常時の制限速度120キロを大幅に超過していた疑いがあり、追突前には時速165キロ以上で走行していたと報じられた。広末は事故後に搬送された病院で看護師を蹴るなどした傷害の疑いで同県警に逮捕・送検(同16日に釈放)された。5月には双極性感情障害、甲状腺機能亢進(こうしん)症と診断されたため、芸能活動を休止して心身の回復に専念することを所属事務所が公式サイトで発表していた。

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