貴金属店から３２００万円相当の宝飾品が奪われた事件で、警察は少年２人を逮捕、闇バイトに関わったとみて調べています。 強盗などの疑いで７月に逮捕されたのは、福岡県内に住む１６歳と１７歳の少年です。２人は今年６月、北九州市小倉北区竪町の貴金属店に刃物を持って押し入り、店員に刃物を突き付け、ネックレスなど２２点、３２００万円相当を奪って逃げた疑いが持たれています。警察は、その盗品を別の人物に渡した左官工の男（２１）と、左官工の男を指示役に紹介した疑いで会社員の男を逮捕しています。少年２人と左官工の男は「遊ぶ金が欲しかった」と容疑を認めていて、会社員の認否については警察が明らかにしていません。少年２人がＳＮＳを通じて指示を受けていたことから、警察は少年が「闇バイト」に関わり、匿名・流動型グループ「トクリュウ」による事件とみて、指示役についても捜査しています。