粉飾決算か AI開発企業の元社長ら4人を逮捕

AIの開発企業「オルツ」が粉飾決算をしたとして、東京地検特捜部は元社長ら4人を逮捕しました。 金融商品取引法違反の疑いで特捜部に逮捕されたのは、東京・港区のAI開発の企業「オルツ」の元社長・米倉千貴容疑者と前社長の日置友輔容疑者ら4人です。 特捜部によりますと4人は2022年から2024年にかけての売り上げをおよそ111億円水増しし、ウソの有価証券報告書を提出した疑いなどがもたれています。 関係者によりますと、米倉容疑者らは実態のない取引を繰り返す「循環取引」という手口で、売り上げを過大に計上し、決算を粉飾していたとみられます。 米倉容疑者はことし7月に証券取引等監視委員会の強制調査を受けて辞任し、後任の日置容疑者も、先月、社長を辞任していました。 特捜部は4人の認否を明らかにしていません。

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