ヤミ金営業の疑いで男5人逮捕 貸付総額は全国で7億円以上か 岩手県

岩手県知事への登録をせずに貸金業を行ったとして、岩手県警察は、東京などに住む男5人を逮捕しました。 貸し付けていた総額は、全国で7億円以上に上るとみられています。 貸金業法違反の疑いで逮捕されたのは、東京都台東区の阿部誠己容疑者ら男5人です。 県警によりますと5人は、2024年12月から2025年4月までの間に、岩手県一関市や宮古市の男性など合わせて7人に対し、貸金業の登録をせずに現金を貸し付けた疑いが持たれています。 5人は古物業者を装い、ホームページで「商品券を高く買い取る」などとうたっていましたが、実際には被害者の銀行口座に先に現金を振り込んだ後、ほぼ2倍に当たる金額の商品券を郵送するよう求める行為を繰り返していたということです。 5人はSNSなどを使って犯罪を繰り返す、匿名・流動型犯罪グループいわゆる「トクリュウ」とみられ、県内の数十人を含む全国約6000人に7億円以上を貸し付けていたとみられています。 県警は共犯事件であることを理由に5人の認否を明らかにしていませんが、それぞれの役割や余罪について捜査を進めています。

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