日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長(48)は10日、大阪・パナソニックスタジアム吹田で日本代表の国際親善試合パラグアイ戦後に取材対応し、不祥事で7日に技術委員長を解任された影山雅永氏について言及した。 宮本会長は「まず、たくさんのサッカー関係者の方に多大なるご心配を、ご迷惑おかけしてることをまずお詫びしたいというふうに思っています」と謝罪。続けて「起こったことに関しては、サッカー界としては絶対に許容できないものだと思ってます。本当に…これまでもいろいろとコンプライアンス、ガバナンスのところをやってきましたけれど、もっとしっかりとそこに取り組んでいくということで、何を取り組むのか、何を改善するのかっていうところをしっかりと話し合うようなグループを立ち上げる準備はしていきたいと思います」と協会として今後やっていくべきことを話した。 影山氏を巡っては、フランス・パリで児童ポルノ画像の輸入・所持の容疑で2日に逮捕。チリで行われているU―20W杯視察のため経由地パリに向かう機内で児童ポルノを閲覧し、フランスの空港で拘束された。地元紙によれば、6日にパリ近郊の簡易裁判所で即決審理で執行猶予付きの懲役18カ月の有罪判決。フランス領土への入国禁止10年、未成年者に関わる業務従事禁止10年、性犯罪者名簿への登録を科されたという。