JFAの宮本会長、影山元技術委員長との即時契約解除に至った経緯を説明「契約の中に…」

日本代表は10日、キリンチャレンジカップ2025でパラグアイ代表と対戦し、2-2で引き分けた。試合後、日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長が報道陣の取材に応じ、影山雅永元技術委員長との契約解除に至った経緯を説明した。 影山元技術委員長に関しては今月7日、飛行機内での児童ポルノ閲覧により、逮捕・有罪判決を受けたことが公表されており、JFAは同日付で契約解除を発表。宮本会長は、影山元技術委員長との契約が即時解除に至った経緯について、「影山さんとの契約の中に、こういったことが起こった場合に、契約を解除できる条項があります」と説明。「(契約内容に関する)文言は詳しく申し上げられませんが」と前置きしつつ、具体的な被疑事実を特定せずとも、「今回の件はそこ(契約解除)に該当すると理事会で判断しました」と話した。現在、JFAとしては「事実確認をしなければならない段階」とのことだ。 また、宮本会長は電話越しではあるものの、影山雅永元技術委員長と会話する機会を設けたそうで、「申し訳ないという言葉を残していた」と明かす。宮本会長は7日にも会見を開いていたが、「当時よりも詳しい状況を把握できているわけではない」とした。 後任の人事については、「できる限り早いうちに(決断したい)。いろんな影響があると思っています」と発言。7日の会見に続いて、次のように謝罪の言葉を残した。 「たくさんのサッカー関係者の方々に多大なるご心配、ご迷惑をおかけしていることを、お詫び申し上げたい。起こったことに関しては、サッカー界としては許容できないことです。これまで以上にコンプライアンスやガバナンスに取り組む中で、何を取り組むのか・何を改善するのかを話し合うようなワーキンググループを立ち上げるのか、そのような準備も進めていきたい」

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