現金投入口はグチャグチャに…九州の公園や高校で「自動販売機」多数破壊 別の自販機窃盗未遂容疑で逮捕の無職の男(36)相次ぐ破壊行為に関与か

無理やりこじ開けられた状態の自動販売機。 今、自動販売機を狙ったこうした破壊行為が相次いでいることが分かりました。 佐賀・吉野ヶ里町にある三田川中央公園で、立ち入り禁止のテープの先にあったのは破壊された自動販売機です。 現金の投入口がぐちゃぐちゃに破壊されたもの、また、大きく「防犯カメラ作動中!!」と書かれているにもかかわらず、飲み物の取り出し口が壊されたものもあります。 公園管理職員: ウォーキングしている人が発見して、警察に通報したみたいです。 公園にある7台の自動販売機のうち5台が破壊されていたといいます。 公園の利用者からは「一般の人が使うのが使えなくなっているし、どういう気持ちでこういうことをやっているんだろうな…」と不安の声が聞かれました。 自動販売機の破壊は、同じ九州地方にある宮崎県でも相次いでいました。 宮崎市にある県立佐土原高校では9月、渡り廊下に置かれた3台の自動販売機が壊され、内部にあった売上金などが盗まれる被害が確認されました。 佐土原高校によると、祝日だった9月23日の午後3時ごろには警備員が見回りをしていて、異常はなかったといいます。 その後、部活動などを行っていた生徒や職員が帰った夜から翌朝までの間に何者かが学校に侵入し、自動販売機内から現金を盗んだとみられています。 佐土原高校だけでなく、宮崎市では9月下旬、萩の台公園、生目の杜運動公園、清武総合運動公園でも自動販売機が破壊され、売上金などが盗まれた状態で発見されています。 それらのうち「生目の杜運動公園」の自動販売機が壊された事件で、警察は14日午後、窃盗未遂の疑いで無職の男を逮捕したことを明らかにしました。 逮捕されたのは宮崎市に住む伊東浩司容疑者(36)です。 調べに対し、伊東容疑者は容疑を認めていて、警察は宮崎市内で相次いだ自動販売機破壊事件への関与も含めて捜査を進めています。

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