高校生らがオンラインカジノに使うことを知りながら、電子マネーを暗号資産に無登録で交換したとして、21歳の男が愛知県警に逮捕されました。 逮捕されたのは、大阪市に住む無職の吉川虎汰郎容疑者(21)です。 警察によりますと、吉川容疑者は他の者と共謀し、今年7月、客4人に合わせて1万1400円相当の電子マネーを送金させ、必要な登録をせずに暗号資産に交換したなどの疑いが持たれています。 4人の客は、高校生を含む16歳から19歳の男性で、暗号資産はオンラインカジノに使われていたということです。 警察は今年8月に、電子マネーのアカウントの買取希望者を募集した疑いで男子高校生を逮捕していて、吉川容疑者はこれらのアカウントを使って約4400万円の交換に関与したとみられています。 調べに対し、吉川容疑者は容疑を認めていて、警察は吉川容疑者が犯罪グループの一員とみて全容の解明を進めています。