死体遺棄事件の発端か 少年6人逮捕 強盗傷害の疑い

さくら市の警察署を訪れた男2人の車のトランクから男性の遺体が見つかった事件で逮捕された2人のうち1人に暴行し、金を奪った疑いで16日、少年6人が逮捕されました。 警察はこの強盗傷害事件が死体遺棄事件の発端になったとみて調べを進めています。 強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、宇都宮市と鹿沼市に住む会社員や高校生などの17歳と18歳の少年6人です。 6人は、死体遺棄の疑いで既に逮捕されている無職の野本 直希容疑者23歳に対し、9月13日午前3時頃、宇都宮市西原町のパチンコ店の駐車場で、集団で暴行を加え、現金およそ5万5千円を奪った疑いが持たれています。 この事件の3日後に、さくら警察署を車で訪れ、18歳の少年の遺体を遺棄したとして、野本容疑者ら男2人が逮捕されています。 6人と亡くなった18歳の少年は知人関係で金品目的の強盗傷害事件の共犯者と見られ、少年らは野本容疑者と面識はなかったということです。 警察は6人の認否について明らかにしていません。 野本容疑者は当時1人で少年らと何らかのトラブルがあったとみられます。 警察は、野本容疑者の供述などからこの強盗傷害事件が死体遺棄事件の発端になったとみて捜査を進めています。

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