新潟県長岡市で17日夕方、横断歩道上を歩いていた70代男性を普通乗用車ではねたとして、長岡市に住むアルバイト従業員の72歳の男が現行犯逮捕されました。 はねられた男性は意識不明の重体で病院に搬送されましたが、その後死亡しました。 過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕されたのは、長岡市栃尾泉のアルバイト従業員の男(72)です。 男は10月17日午後5時15分ごろ、長岡市赤谷地内のT字路交差点を普通乗用車で右折した際に、横断歩道を歩いていた長岡市栄町に住む臨時職員の渡邉一弥さん(71)をはねました。 事故現場近くにいた人から「車と歩行者の事故があった」と通報があったことから、警察官が現場に駆けつけ男を現行犯逮捕。 はねられた渡邉さんは、意識不明の重体で市内の病院に搬送されましたが、その後、急性硬膜下血腫で死亡しました。 警察によりますと、事故のあった現場は信号機のないT字路交差点で、車が進行してきた道路側には一時停止線があったといいます。 警察の調べに対し、男は「横断歩道上にいた人を車ではねて、けがをさせたことは間違いありません」と容疑を認めています。 警察は容疑を過失運転致死に切り替えて事故の詳しい原因などを詳しく調べています。