韓国 きょうのニュース(10月20日)

◇警察 カンボジアから送還の59人の逮捕状請求 韓国の警察庁はカンボジアで犯罪に加担したとして韓国に送還された容疑者64人のうち59人について逮捕状を請求したと発表した。残りの5人のうち4人は釈放し、既に逮捕状が発付されていた1人は即時逮捕した。検察は、送検された59人のうち1人を釈放した。これを合わせると、送還者のうち5人が釈放されたことになる。送還された容疑者らは犯罪組織に拉致された被害者である一方、韓国人に対しフィッシング詐欺などの犯罪を犯した共犯で加害者でもある。 ◇防衛産業展示会「ソウルADEX」開幕 各社がミサイル・無人機など出展 韓国最大の航空宇宙・防衛産業展示会「ソウル国際航空宇宙・防衛産業展示会」(ソウルADEX)がソウル郊外、高陽の国際展示場KINTEXで公式に開幕した。24日まで。韓国防衛産業が好況に沸くなか、参加企業は開発済みや開発中のミサイル、無人機、次世代戦闘システムなどの防衛装備を出展した。今回は35カ国・地域から過去最多の約600社が参加した。 ◇李大統領が国防研究開発に大規模予算投入と表明 「防衛産業4大強国達成可能」 李在明(イ・ジェミョン)大統領はソウルADEXの開幕式に出席し、「防衛産業4大強国の達成は決して不可能な夢ではない」として、「2030年までに国防や航空宇宙の研究開発に予想を超える大規模な予算を投入し、国防の重要技術や武器体系を確保して独自の宇宙開発能力を構築する」と述べた。 ◇対米自動車輸出 7か月連続で減少 産業通商部が発表した9月の自動車産業動向によると、自動車輸出額は前年同月比16.8%増の64億1000万ドル(約9650億円)となった。9月としては過去最高で、4か月連続で増加した。ただ、対米輸出は7.5%減の23億8000万ドルに落ち込んだ。米政府が4月から25%の追加関税を課した影響などで、7か月連続で減少した。 ◇総合株価指数 初の3800超え 韓国株式市場で、総合株価指数(KOSPI)は前営業日比65.80ポイント(1.76%)高の3814.69で取引を終えた。KOSPIの終値が3800を超えたのは初めて。KOSPIは前営業日比26.51ポイント(0.71%)高の3775.40で寄り付き、取引序盤に下落した後次第に上げ幅を広げ、午前11時40分ごろには3800を突破。取引時間中と終値のいずれも史上最高値を更新した。

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