10月20日、高知県高知市の40代男性が捜査機関を語るオレオレ詐欺で150万円をだまし取られていたことが分かりました。 県警によりますと、10月20日、高知市に住む40代男性の携帯電話に三重県警を名乗る男から電話があり「あなた名義の口座が詐欺事件に使われている」「逮捕状が出ている」などと言われました。 その後、刑事や検事を名乗る男に次々に電話がかわり、ビデオ通話を通して警察手帳のようなものや氏名の書かれた逮捕状を見せられたということです。 さらに、「詐欺に使われていないか調べるため指示する口座にお金を振り込んでくれ」と言われ、男性は指定された口座に3回にわたってあわせて150万円を振込み、騙し取られたものです。 男性は詐欺グループから「機密保持命令書」という写真が送られてきたことで、詐欺だと気づいたということです。 県警では「警察官がコミュニケーションアプリで連絡することはなく、お金を送金するよう要求することはない」と注意を呼びかけています。