札幌市の繁華街・ススキノの飲食店で、20代の男性従業員を脅迫したとして、札幌市北区に住む飲食店経営の男(52)が、暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕されました。 男は10月12日午前6時ごろ、札幌市中央区南5条西4丁目の飲食店で、20代の男性従業員に対し、暴力団関係者であるかのように装い脅迫した疑いが持たれています。 男はこの店を経営していて、男性は従業員として黒服として勤務していました。 警察によりますと、店内で男が男性に「俺はヤクザと客引きともつながっているから呼べるんだぞ。お前が風紀やったら殺すからな」と脅迫したということです。 その後、男性が「飲食店のオーナーから脅迫されている」と警察署に被害を申告。 警察は店内の防犯カメラ映像などを捜査し、男の容疑が浮上。23日、暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕しました。 男は調べに「脅迫したことは大体あっています」などと、容疑を一部否認しています。 男性が系列店の女性従業員と交際していたことが事件のきっかけとみて、警察は詳しい動機などを調べています。