過去に勤務していた学校の生徒が住む家の敷地内に侵入した疑いで、高知県内の公立中学校に勤務する教諭の男が逮捕されました。 逮捕されたのは、高知県土佐市に住む中学校教諭の男(28)です。警察の調べによりますと、男は今年8月28日の午後6時45分ごろから午後8時半ごろまでと、翌日29日の午後6時15分ごろから午後7時ごろまでの2回、高知市の40代男性が住む家の敷地内に侵入した疑いが持たれています。 8月29日午後6時45分ごろ、被害者宅の近所の人から「不審な人が覗いている」と警察に通報があり発覚。被害者の家に設置されていた防犯カメラの映像などから男を割り出し、24日夜、逮捕しました。被害者が住む家には、男がかつて勤務していた中学校の生徒が暮らしていたということです。 被害者が住む家には門扉がありますが、当時、その門扉は無施錠で、男は門扉を開けて入ったとみられています。 調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認める供述をしているということで、「目的は覗きだった」という趣旨の話をしているということです。男は去年4月に新規採用となり、高知県南国市の中学校に勤務しています。