詐欺特徴、クイズで学ぶ…不正解は腕立てなど筋トレ 至学館大レスリング部

警察官を装う「ニセ警察詐欺」の被害が県内でも増える中、至学館大レスリング部の部員たちが25日、愛知県警が啓発のために作ったクイズを体験した。 クイズは全10問で、ビデオ通話で偽の逮捕状を見せてくるなど「ニセ警察詐欺」の手口の特徴を問題形式で紹介する。不正解の場合は、「腕立て10回」などの筋力トレーニングのメニューが表示される。 この日は、同部の学生やOGら13人が2チームに分かれ、クイズで対戦した。負けたチームは、部員を肩車してスクワットをするなど、「特別メニュー」のトレーニングを行った。3年生の姫野 笑琉(える) さん(21)は「はやりの手口は知らなかった。不審に思ったら周りに相談するよう気をつけたい」と話していた。 愛知県内のニセ警察詐欺の被害額は9月末で36億9437万円で、昨年同時期の4倍以上になっている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする