いわき市の強盗殺人未遂事件の容疑者は被害女性の知人の男…女性は警察にストーカー被害の相談も(福島)

27日未明、いわき市の市営住宅に男が侵入し、寝ていた女性が首を絞められスマホを奪われた強盗殺人未遂事件で、女性の知人の男(31)が逮捕されました。 警察によりますと、27日午前2時ごろ、いわき市常磐上湯長谷町にある市営住宅で寝ていた20代の女性が、ガラスを割って2階の寝室に侵入してきた男に首を絞められました。 女性が警察に通報しようとすると、男は女性の顔を殴ったり腹を蹴るなどし、スマートフォンを奪ってその場から逃げました。 女性は顔や腹にけがをしましたが、命に別状はないということです。 高橋健太記者が取材した近所の人は、「『きゃー助けて』という声が何回も聞こえたので、ただ事じゃないなと思った」と話します。 警察は、被害女性の話や奪われたスマホの位置情報などから、いわき市の自称・派遣社員の天野裕介容疑者(31)を群馬県内の商業施設で発見し、強盗殺人未遂などの疑いで逮捕しました。 天野容疑者は被害女性の知り合いで、「女性を殺すために侵入して首を絞めた。 通報されるのを防ぐためにスマートフォンを奪った」などと容疑を認めているということです。 また、天野容疑者と被害女性は知人関係で、女性は天野容疑者から付きまといなどのストーカー行為を受けていると、これまで複数回にわたって警察に相談していたということです。 警察が事件の経緯や動機を調べています。

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