警察官採用試験の受験者が10年で7割減 高校生に職業体験で魅力アピール

高校生が警察官の仕事を体験しました。 臼杵津久見警察署で行われた職業体験には津久見高校の2年生2人が参加しました。 生徒たちはまず警察業務について説明を受けたあと事件現場で犯人逮捕につながる証拠を採取する「鑑識」の作業を体験しました。 窃盗事件を想定し、警察官の指導を受けながら現場に残されたレシートなどから指紋を採取したり足跡をシートに写し取ったりしました。 ■参加した高校生: 「将来警察官になった時に(きょうの)経験を生かしたい」 「(鑑識で)痕跡が思ったよりはっきり残っていてすごいと思った。憧れが大きくなりました」 大分県警の採用試験の受験者は、10年前の755人から昨年度は208人と約7割減っています。 県警は「こうした職業体験を通じて警察の仕事に興味を持ち将来の選択肢のひとつにしてほしい」と話しています。

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