【宮崎あおいの浴衣姿も沸騰】「えぐい」「怖い」大泉洋『ちょっとだけエスパー』の裏切り展開に視聴者騒然

大泉洋(52)主演、宮崎あおい(39)がヒロインを務めるテレビ朝日系火曜ドラマ『ちょっとだけエスパー』(夜9時〜)の第2話が10月28日に放送。同回ラストで描かれた、あまりにもショッキングな展開に、視聴者は騒然となった——。 【以下『ちょっとだけエスパー』ネタバレを含みます】 連続ドラマ『ちょっとだけエスパー』は、会社をクビになったサラリーマン・文太(大泉)が謎の会社「ノナマーレ」に再就職し、そこで飲まされた薬によって“触れた相手の心の声が聞こえるエスパー”に覚醒。そんな彼が世界を救うかもしれない、完全オリジナルのSFラブロマンスだ。宮崎は、過去に目の前で夫が事故死したショックで心が壊れてしまい、他人である文太を“本当の夫”だと信じ込んでいる女性・四季を演じる。 同作は、映画『ラストマイル』(2024年)や連続ドラマ『MIU404』(TBS系/20年7月期)など、社会派作品のイメージが強い人気脚本家・野木亜紀子氏(51)の最新作。 ドラマ初回放送前の囲み取材では、野木氏が『ちょっとだけエスパー』の内容を「社会派作品ばかりだと疲れるし、ちょっと楽しいことをやりたいなと思って」とコメントしたところ、大泉が「コミカルな作品だと思って見始めると、これまたやられます、途中で。そりゃもう、野木さんですから、すごいですよ。“イィ〜!!”となる。今、3話まで上がっているから、一挙放送したいです」と、意味深な発言もしていたが……。 「第1話の時点で、シュールな世界観の裏側で不穏な何かを感じさせる描写もありましたが、第2話で、その不穏さが一気に加速。同回ゲストの売れない画家・千田守(小久保寿人/40)の最期は、視聴者を驚愕させました」(女性誌編集者) 文太(大泉)ら「ノナマーレ」のエスパーの仕事は、スマホに通知される「ミッション」をこなしていくこと。第1話でのミッションは“ある人物の目覚まし時計を5分早める”“こっそり対象者のスマホを充電切れにしておく”など意味不明な内容ばかりだった。 第2話では、文太が社長・兆(岡田将生/36)から、ミッションを遂行したことでターゲットの人生が好転したことを詳細に教えられ、「ミッションで世界の形をよくしましょう」と、あらためて説明を受けた。ちなみに同場面では、“兆もエスパーで未来予知しているのでは?”と感じさせる意味深な沈黙もあった。 そして、第2話でエスパーたちに課せられたミッションは、“画家・千田守が目的地に着くのを阻止する”というもの。彼の目的地は芦ノ湖で、そこで自身が制作した贋作をパウル・クレー(※主に1900年代前半に活躍したスイス生まれのドイツ人画家)の作品として300万円で売る計画を企てていることを突き止めた文太、エスパー仲間の桜介(ディーン・フジオカ/45)、半蔵(宇野祥平/47)、円寂(高畑淳子/71)はそれを阻止しに行くことに。四季(宮崎)も、事情を知らないながら同行した。 エスパーたちが千田を追跡する過程や、偶然を装って千田と出会う流れなどは、明るいドタバタ珍道中のノリで進行した。 千田は、文太の説得を受けて改心。昼食に食べた箱根名物・黒たまごを絵画として「描きたい!」と目標が生まれ、贋作を売るのをやめたのだ。 その後、エスパーたちには「千田守は画家として一生を終える」と、ミッション成功を告げる通達が。彼らは千田が逮捕されなくなったと大喜びし、文太も「いつか美術館で、黒い卵の絵が見られるかも」と、四季に微笑む。まさに社長の言うように、世界の形がよくなった感もあるハッピーエンドーーという感じだった。 ところが、実際には千田は、前向きに画家として歩んでいこうと決めた直後、飛んでいった袋を追いかけた先で、トラックに跳ねられ、一生を終えていた。同回は、彼が跳ねられる瞬間の鈍い衝突音で締めくくられたのだ。

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