苫小牧市で男性2人を車ではね、男5人が逮捕された殺人未遂事件で、犯行を指示したとされる暴力団幹部の男が逮捕されました。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団・稲川会系小林組の幹部・長塚俊介容疑者56歳です。 長塚容疑者は同じ組の幹部・布施誠容疑者ら男5人と共謀し、苫小牧市内で知人の50代の男性2人を車ではねて、殺害しようとした疑いが持たれています。 はねられた男性2人はいずれも重傷です。 警察によりますと、長塚容疑者は事件前、被害者と電話で揉めていて、布施容疑者らに犯行を指示していたということです。 警察は小林組を家宅捜索しましたが、長塚容疑者は見つからず、きのう(28日)浦河町の関係先で潜伏していたところを逮捕されました。