米軍憲兵隊、那覇市松山で初のパトロール 沖縄市では日米合同巡視、殴り合った米兵2人を拘束

米軍憲兵隊(MP)は1日未明、沖縄県那覇市内で単独パトロールを行った。県内で昨年以降、米兵による性暴力事件が相次いで発覚したことを受けて米軍が強化している対策の一環で、MPによる那覇市での巡視は初めて。沖縄市でも日米合同パトロールを実施し、米兵の基地外での行動を規制する「リバティー」制度違反者を取り締まった。 那覇市では午前0時半ごろから松山の繁華街を巡回する米兵の姿が見られた。米軍関係者によると、この日は40〜50人が参加し、3グループに分かれて松山や国際通りを巡回。米兵と思われる人物のIDカードを確認し、帰宅を促していた。 沖縄市では米兵同士の殴り合いがあり、男性2人を拘束した。IDカードの提示を拒否し、虚偽の申請をしたとして、別の海兵隊員と米軍関係者の男性2人がMPによって逮捕された。

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