福岡県久留米市で先月、時速100キロを超える猛スピードで車に追突し、3人に大ケガをさせたとして男が逮捕された事件です。検察は男の刑事責任能力を調べるため、鑑定留置を行っていることが分かりました。 住居不定・無職の野田隆徳容疑者(46)は先月5日、福岡県久留米市津福本町の国道で制限速度を大幅に上回った状態で乗用車を運転し軽乗用車に追突、50代の夫婦と孫の10歳の男の子に大ケガをさせた危険運転致傷の疑いで逮捕・送検されています。 警察の調べに対し野田容疑者は容疑を認めていて、防犯カメラなどの捜査から制限速度の2倍の時速100キロを超える猛スピードで運転していたとみられています。 福岡地方検察庁久留米支部は野田容疑者の刑事責任能力を調べるため、今月1日から10月6日までの約2か月間鑑定留置を行います。 警察によりますと事故後、意識不明だった3人は意識が戻っているということです。