誰の身にも降りかかる可能性がある「冤罪」。これを中学3年生という多感な時期に経験することになった、漫画家カエルDXさん(@kaeru_dx)の体験談『逮捕されそうになったレポ漫画』を紹介。本作は、読者から「こんな胸クソあるの?」と反響があった、警察官に遭遇した日の恐怖を描いている。 ■「泣きたい」恐怖と、自らトラブルを呼ぶ性分 ある雨の日、家路を急いでいたカエルDXさんは、突然警察官に呼び止められる。まともな捜査をされないまま、空き巣強盗犯に仕立て上げられそうになってしまうという、恐ろしい展開が彼を襲った。最終的に事なきを得たものの、この出来事は大きなトラウマとなった。 当時の心境について、カエルDXさんは「それはもう泣きたいの一言です。さすがに今は笑い話みたいに思ってますけど。刑事が来た時点で詰んでいたので、さっさと家に帰るか親に連絡すればよかったと思います」と振り返る。 本作の経験以外にも、様々なトラブルを体験したというカエルDXさん。交通事故に巻き込まれたり、友達が失踪したりと、不幸な出来事が続く。「こういう不幸なトラブルに巻き込まれることを『おもしろい』と思ってしまうので、もしかしたら無意識のうちにこういったトラブルに自分から近づいているのかもしれません」と、自らの特異な性分を明かした。 ■読者に迫る「冤罪」のリアル 本作は、中学時代の少年が直面した理不尽な恐怖を通じて、冤罪がいかに身近に存在するのかを読者に突きつける。フィクションのような展開だが、嘘ではないという事実に、読者は「こんな胸クソあるの?」と、深く考えさせられるだろう。 ※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。製品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格が異なる場合があります。