田代まさしが明かした「最初に薬物を勧めた人物」が物議…背景に見えるテレビ業界の“根深い闇”とは

元タレントの田代まさしが、11月3日に更新された千原ジュニアのYouTubeチャンネルに出演。覚醒剤に手を出したきっかけを明かして物議を醸している。 「2001年に覚醒剤取締法違反で逮捕された田代さん。違法薬物に手を出したきっかけは仕事のプレッシャーだったといいます。売れっ子タレント時代、毎日面白いネタを考え続ける中、制作会社のアシスタントプロデューサーが『最近マーシーさん元気ないですね? 元気になるの、ありますよ』と声をかけてきたと明かしたのです」(芸能記者) この暴露にジュニアは「えっ、スタッフなんですか?」と絶句していた。 「田代さんは続けて『制作会社のアシスタントプロデューサー。ヤバいクスリだなと思ったけど、一瞬だけでも抜け出せたらと思って手を出してしまった』と語りました。結果、半年で逮捕され、それから合計4回逮捕されています」(同前) X上では、 《有名人が逮捕される裏に必ずディレクター、プロデューサーの影あり》 《制作会社のアシスタントプロデューサーって奴は逮捕されたのか?》 といった指摘が寄せられている。放送作家は「テレビ業界のコンプライアンス意識を上げることは大事な課題」と語り、例を挙げる。 「フジテレビで『ぽかぽか』や『アウト×デラックス』などを手掛けてきたエースディレクター・鈴木善貴氏がオンラインカジノ利用による常習賭博罪に問われた際、『先輩から教わった』と供述しています。 フジでいえば元編成幹部が、中居正広さんに元女性アナウンサーを紹介したことも明らかになっています。男性が多数いるバーベキューに『女性いるかな』と依頼された幹部は『アナウンサー調整してみます』とやり取り。その後の会食でアナウンサーは中居さんから性暴力を受けたとされ、第三者委員会は『業務の延長線上の性暴力』と認定していますからね」 テレビ業界は芸能プロダクション、タレント、スポンサー、制作会社など多くの関係者が絡み合う世界だ。 「もちろん、テレビ業界が抱える“闇”にも程度はあります。違法薬物からセクハラまで、すべて同列に語ることはできないでしょう。ただ、テレビという華やかな世界や、芸能人という圧倒的な力を持つ人物にすり寄り、なんとか自分の利益を得ようとする人物が多いのは事実です。ここいかに浄化していけるのかが、非常に大変な問題です」(前出・放送作家) 視聴者から信頼を取り戻すためには何が必要なのやら……。

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