覚醒剤を使用したとして緊急逮捕された男(56)が、4日、起訴されました。男の自宅では高齢女性が窒息死しているのが見つかっています。 覚醒剤取締法違反の罪で起訴されたのは、広島市東区に住む解体業の男(56)です。起訴状などによると、男は10月5日ごろから14日までの間に、広島市またはその周辺で覚醒剤を使用した疑いです。警察の調べに対し「間違いない」と容疑を認めています。10月に男が自宅で緊急逮捕された際、同じ部屋では、近くに住む土井鈴江さん(71)が仰向けの状態で倒れて死亡しているのが見つかっています。土井さんの死因は窒息死で、男は遺体について何も語らず、挙動がおかしかったことから、警察が任意で事情を聴取。尿検査で覚醒剤の反応が出ていました。男と土井さんは面識があったとみられ、警察は男が遺体について何らかの事情を知っているとみて調べを進めています。 【2025年11月4日】