教員らが、SNSグループに児童の盗撮画像を共有していた事件で、逮捕されたメンバーの7人目の教諭の男が「処分するのが惜しくなり持っていた」などと供述していることが分かりました。 警察によりますと岡山県の小学校教諭、甲斐海月容疑者（27）は6日、自宅で性的好奇心を満たす目的で女子児童が着替えをする動画1点を所持したとして逮捕され7日朝、送検されました。 調べに対し、「インターネットで入手した」などと容疑を認めています。 甲斐容疑者は、全国の教員が盗撮などの疑いで逮捕されていることを受け、盗撮動画などを保存していたUSBメモリを処分したということですが、その後の警察への取材で今回の動画データを持っていたことについて「私のようなロリコンにとってはお宝みたいなものなので処分するのが惜しくなり持っていた」などと供述していることがわかりました。 また、甲斐容疑者は当初、自身の盗撮行為についても認めていましたが、その後一転し、「盗撮をしたことは一度もありません」などと供述しているということです。 一連の事件をめぐっては名古屋市の元教諭、森山勇二被告らあわせて6人がすでに起訴されていて7人目の甲斐容疑者の逮捕で、愛知県警は、メンバー全員を摘発したとしています。