10月の新居浜太鼓祭りで起きた中須賀太鼓台による危険行為で、西条区検は7日、暴力行為法違反の罪で同太鼓台正指揮者の愛媛県西条市の自動車整備業の男性（40）ら6人を略式起訴した。西条簡裁は7日、男性と同太鼓台のかき手の愛媛県新居浜市の男性会社員（39）に罰金20万円の略式命令を出した。 他に略式命令を受けたのはいずれも新居浜市に住む同太鼓台関係者で、副指揮者の男性会社員（34）と建設業の男性（37）、かき手の31歳と32歳の男性会社員の計4人。簡裁は4人に罰金15万円の略式命令を出した。 命令などによると、6人は共謀して10月18日午前9時35分～同10時50分ごろの間、新居浜市港町の大江浜かきくらべ会場でかき手百数十人を扇動し、中須賀太鼓台を大江太鼓台に約50回にわたって衝突させ、かき棒などを損壊した。損害額は計224万6千円。 新居浜署が10月に6人を逮捕した。